●PASの受講前と受講後の変化、実績
・受講前は、今の仕事に自信が持てなくてそれがスタッフや患者さんに態度として出てしまっていた。
・もうこの仕事を辞めようと思っていたのが一生の仕事にしたいと思えるようになった。
・歯科助手という職業の概念が変わり、患者さんへ自信を持って接することができるようになりました。また、医 院のリーダーとしての自覚と行動を起こすことができ、現在の医院のチームビルディングができた。
・「院長夫人」という、難しい立ち位置でどうしたら、院長のため、医院のため、患者さんのため になることができるのか?迷走していたが、このスクールでリーダーシップやコミュニケーションスキルなどを学ぶことにより院長とスタッフの架け橋となることができ、現在は院長とスタッフの関係性が非常に良くなった。
・カウンセラーとして、患者さんの思いと聴きドクターとともに最良の治療の提案ができるようになった。それとともに、自然と医院業績にも現れてきて紹介の患者さんも増えてきた。
●PASへの思い
歯科助手がこんなにたくさん学べるところはこのスクールしかないです。大人になって学ぶと言うことに躊躇して入学してきた受講生もいましたが、1年間学ぶことで職業に対しても自分に対しても組織に対しても自信を持つことができる受講生がたくさんいます。
歯科助手が学び患者さんと良質なコミュニケーションをとることで歯科医師や歯科衛生士、歯科技工士の方が本来の業務に専念ができる。
患者さんの歯科医院を「行きたくない場所」という概念を変えることができます。そう言う卒業生を多く送り出してきました。
現場力のあるスクールだからこその指導もできるスクールです。
●PAS受講前
3年前、PASへ参加をさせていただきました。
当時、歯科助手として7年目、それなりにキャリアを積んで、診療補助、受付、在庫管理、などなど、一般的な歯科助手の業務を中心に、自分なりに歯科助手としての仕事は一人前にできるようになったと思っていました。
後輩の育成や、クリニックの中心となる仕事を任せていただけるようになりましたが、その一方で、うまくいかないこともあったり、結果が出せないことに、どうしたらいいんだろうと、悩むことも増えました。
そんな日常をひっくり返すくらいの出会いが、「歯科助手サミット」です。
発表していた現役歯科助手の方々が本当に輝いていて、格好よくて、歯科助手ってあんなんにも輝ける仕事なんだ!と興奮したのを覚えています。
応援に来ていた院長先生やスタッフのみんさんと幸せそうに笑っている笑顔が本当に素敵でした。
「院長の右腕となるスタッフを育てる」
これだ!直感的に、運命的に、PASに参加したいと思ったのです。
そんな私の気持ちを尊重してくれたのが院長の廣石 丈人先生です。
クリニックでの仕事との両立に不安な部分もありましたが、「院長補佐」という肩書をエールに変えてプレゼントしてくれました。
その気持ちに応えよう!そう心に決めてPASへの入学を決意しました。
●PAS受講後の変化
一番は院長の想いを知ることができたことです。
それまでは自分の主観でしか捉えられていなかったことに気が付きました。
院長はクリニックを命がけで守っていること、経営していくことの大変さ、患者さまへの治療の提供、人材の育成、そのために日々、頭を悩ませていることもあるとういうこと。
院長がクリニックで向き合うことの多さに目を向けることができるようになりました。
様々なことをPASで学びましたが、私の一番の変化は、「クリニックのため」に仕事ができるようになったことです。
☆具体的に実践したこと☆
◎院長と毎日話をしました。どんなことを求められているのかを知り、それを他のスタッフへと伝えていきました。
◎売り上げ目標を設定し、各スタッフが目標をもって日々の診療に取り組みました。
ここでは「数字」に対する意識をチーム全体がもつことができるようになりました。
◎カウンセリングツールをオリジナルで作成し、患者さまへの情報提供が増えたことでカウンセリングがより効率化しました。新人スタッフでも自費の補綴物を提案し、契約ができるようになりました。
◎マーケティングについて考えることができるようになり、院内POPの作製、掲示物を定期的に見直しをするようになりました。
◎患者さまに楽しんでいただくようなイベントをスタッフ主体で企画し、開催することが増えて、患者さまとのつながりも深まりました。
◎スタッフさんが良い、という口コミがふぇました。
◎スタッフの自主性が伸びてきたことを感じます。
◎院長への「感謝の気持ち」をスタッフみんなが言葉にできるようになりました。
●PASへの想い
全国の仲間とつながることは本当に素晴らしいことだと思います。様々な志をもち、参加した仲間の刺激や一緒に頑張っている仲間の存在がどれほど心強いものなのか、そのパワーがクリニックでも頑張ろう!という励みになります。
またそんな仲間から学ぶことも多くあり、視野も広がり、医院での業務の幅もひろがりました。
PASで学ぶ一年は課題や実践を通してクリニックでどう生かしていくかを常に悩みながら考えながらでしたが、そんな悩みや葛藤も受け入れ合いながら共に成長していくことができました。
とにかく本気で学びました!PASは本気になれる場所です。
そしてあたたかい場所です。厳しさの中にいつもあるのは、講師の先生方の愛情です。
そんな愛のあふれる場所で学べたことは私の誇りです。
そして今、クリニックでそんな環境をつくることを私は実践しつづけています。
スタッフが本気で学び、愛のあるクリニックをチームで築いていくことがその先にある患者さまへの幸せへとつながっていくと思います。
これが私のPASで培うことができた信念です。
●院長からのメッセージ
当院にはPAS生が1名、DASG生が1名づつおります。そんな彼女たちがクリニックにもたらしてくれた変化は多くありますが、実際に彼女たちの姿をみて感じたことは視野の広がりです。
他の医院で出会った仲間と話をすることで、その場へ足を運ぶことで彼女たちが得てきた宝だと思います。
PASで学ぶことにより、クリニックを運営していく上で必要なことを理解していくようになり、経営面や人材育成などこれまで院長1人でやってきた仕事を任せていけるようになりました。
院長の考えを理解し、それを他のスタッフにも伝えることでチームスタッフ全体が自主的にクリニックの運営について考え、行動するようになっていきました。
一番大切な患者様への対応やカウンセリング能力も向上し、任せらるようになったことで忙しい診療時間をより有効に、それぞれの役割が発揮できるようになり、診療中はドクターとしての仕事に専念できるようになったと思います。
PASへ行った彼女は今では「共にクリニックをやっていける、運命共同体です」
ひろいし歯科クリニック 院長 廣石 丈人
歯科医師である夫と結婚したことがきっかけで歯科助手となりましたが、最初は「歯科助手は言われたことだけやっていればいい仕事」と思い、自分で勉強することも頑張ることもなく、言われたことだけをこなすだけ、アシスタント業務も別に好きではないし、人と話す事やカウンセリングは大の苦手でした。
出産し、4年ぶりに職場復帰をした時 何もできない自分に気づき、これはまずい!勉強しなくては!でも、歯科助手はどこで勉強したら良いんだろう??そう思っていた時に PASと出会いました。年間セミナーで幅広く沢山のことを学べることはもちろん、私が一番目を引いたのは受講生の皆さんの写真でした。皆さん眩しいくらいにキラキラされていた写真。私もここで勉強したい!!そんな思いが溢れて、申し込みをしました。
PASで学び、患者さんとの関わり方、スタッフとの関わり方、院長との関わり方が変わりました。それまではコミュニケーションが苦手でどうやって、相手の話を聴きいて関わっていったら良いのか、全くわからなかったのが、患者さんやスタッフの気持ちに寄り添って話を聞くことができるようになりました。
そして、院長ときちんと話ができるようになりました。受講前は「もっとこうした方が良い」と思うことがあっても、うまく提案ができずにそのまま言わずにしていたり、喧嘩のようになってしまったりしていました。
今は、院長が何をどう考えて、どうやっていきたいのか?今、どう思っているのか?を知り、その上で何が必要なのか?提案していけるようになったため、院内の仕組作り、採用等の仕事を任せていただけるようになり、現在はマネージャーとして仕事をさせていただいています。昨年は就活フェスティバルに参加し、陣頭指揮を任されプレゼン1位を取ることができ、その結果新卒衛生士が入社いたしました。
私にとってPASで過ごした1年間は一生ものの宝物です。たくさん学んで知識やスキルを得たことはもちろんですが、共に学んだ仲間との時間、出会いは本当に宝物です。
とにかく何に対しても自分に自信がなく、自己肯定感の非常に低かった私を受け入れてくださった、仲美子校長を始め講師の先生方、仲間達の支えがあったからこそ、自信を持って歯科助手の仕事に邁進できるようになりました。
ぜひ、PASで学び歯科助手だからこそ!の世界を見てみませんか?
PASに参加したことにより一番起こった大きな変化はスタッフや院長とのかかわり方でした。今まで責任者として採用面接やスタッフの給料査定の面談にかかわらせていただいていましたが、PASに参加する前の私はそのスタッフのダメなところを見つけてただ教えてあげるだけの面談しかできませんでした。しかもその「ダメ」は自分の中で決めた物差しで測っていました。「ここがこうできていなからダメ」「これに向いていないからダメ」と…
しかしPASで相手への感謝の気持ちを持つこと、自分も相手も○なんだということ、相手の長所を伸ばしてあげるためにはどうしたらいいのかということ、デンタルコーチングを学んだことによりスタッフへの接し方がガラッと変わりました。
小さなことではイライラしなくなり、相手の長所を伸ばしてあげるために何ができるのかを考え、相手の意見を尊重し、目標を設定するためのコーチングができるようになりました。必要であれば何時間でも腹を割って話をします。「やめたい」といわれたときも今までは「そうなんだしょうがないね」と深く理由を聞きもせずに諦めていましたが、今は「どうして辞めたいのか?どうしたら続けられるのか?」をあきらめずに何度でも聴き、いかにこの医院に相手が必要なのかを他者承認し、相手の気もちに寄り添い、相手の想いを聴くことができるようになりました。
その結果スタッフ達も自分で目標を見つけ、つらいときには遠慮なく私の前で涙を流し、離職率を下げられるようになりました。
先日あるスタッフに「採用の時面接で阿部さんに面接してもらったから私はここにいる。阿部さんに面接してもらったからここで働きたいと思えたんです」というとてもうれしい言葉をもらいました。
また、院長とのかかわり方も大きく変わりました。院長の大変さを学び、経営者視点を持つことができたこと、男性と女性の考え方の違いを知ったことにより、院長が今どんなことを考えてこの話をしているのか?どんなふうにしてほしいと思っているのかが理解できるようになりました。
PASって本当にいいんです!!(笑)何がと言われれば…空気ですかね?学ぶ場としてのぴりぴりした感じもありつつ、お互いを認めあう他者承認があふれた場であり、愛と感謝の気持ちがほんとーに心の底から湧き上がる人間を作ることができる場だと思います。ただやはり一筋縄ではいかないのです。そのための一年間という期間の学びだったと思います。
PASに参加して、私の人生はかなり大きく変わりました。とにかく周りの人に感謝の気持ちを持つことができるようになりました。そして学ぶことが楽しくなりました。こんな風に自分の人生を変える歯科助手をもっと増やしたい。PASにはそれができる力があると思っています。